皆さんは焚き火をする時に何を使って火を起こしますか?
キャンプやアウトドアが好きな方でしたらファイヤースターターをお使いになる方も多いのではないでしょうか。ファイヤースターターで着火する際に、火口(ほくち)として麻ひもを解いたものやチャークロス等をよく見ますが他にも意外なものが火口になるんです。
意外に使える火口の1つとして『鉛筆の削りかす』を紹介したいと思います。
鉛筆の削りかすで火をつくる
今回火口として使用したのは子供達が毎日削っている鉛筆の「削りかす」。
捨ててしまうことが多い鉛筆削りのカスですが、実は立派な火口になるんです。
乾燥した木材が原料のため、着火しやすく燃えやすいのです。また、形状も火口に最適です。
鉛筆削りで火口をつくる
上記の削りかすを火口として使いたい場合は、キャンプに行く前に削りかすを準備しなければなりません。
ですが、もし小さな鉛筆削りを持って行けるなら現地に落ちている乾燥した枯れ枝を削り、火口を作ることもできます。
このやり方なら、まだナイフが扱えないお子さんでも安全に火口作りができます。
早速ファイヤースターターを使って着火してみましょう。
「今あるものを活かす力」が突破力になる
野山で遊ぶみなさんなら、道具も資材も十分にない状態で火を起こさなければならない状況が発生するかもしれません。
火口だけでなく『今あるものを活かす力』は場合によっては危機的な状況を突破する力にもなります。
今回は火口として鉛筆を紹介しましたが、身近なものでも火起こしに使えるものは以外にたくさんあります。
いろいろ試して、意外な火口を開拓してみるのも面白いとおもいます。